海外旅行を計画した場合、まずは旅行バッグを用意しなければなりません。旅行バッグはいまではスーツケースが定番ですね。旅慣れた方であれば、60～80ℓのバックパックに荷物を詰め込む人も少なくないでしょう。そして、ここで紹介するボストンバッグも実は海外旅行にはおすすめできます。
手荷物はあまり多くなりすぎないように工夫したい、という人にもボストンバッグは最適です。
海外旅行でボストンバッグを選ぶ魅力とは
海外旅行は短期間で4～5日間。欧米旅行であれば6～10日間の旅程が多いですね。およそ1週間から10日分の荷物を一つのバッグに詰め込むのはちょっと難しそうです。しかし、1年にそう何度も行く機会のない海外旅行。期待を胸にあれこれと手荷物をバッグに詰めてしまうのも仕方ありません。そんな時におすすめしたいのが「ボストンバッグ」です。ボストンバッグは外国人はあまり旅行バッグとしては使いませんが、日本人は昔から旅行グッズとして重宝していますね。
ボストンバッグは30～100ℓと幅広いサイズ・容量の種類がありますし、最近は旅行用に防水タイプも普通に販売しています。しかし、ボストンバッグの場合はスーツケースのようにキャスターで転がすこともできませんし、バックパックのように肩と腰でがっしりと背負うこともできませんので、片手で持ったり、肩に背負って持ち歩くことになります。そのため、自分で持ち歩ける重量内でしか手荷物を入れないため、自然と荷物はスーツケースらと比べて軽くなります。手荷物をあまり持っていきたくない人にとっては、うってつけのバッグと言えそうです。
海外旅行に持っていくボストンバッグの種類は？
海外旅行に持っていくボストンバッグは60ℓがおすすめです。60ℓであれば男性だけではなく女性も持ち上げることができますし、種類もあるのでお洒落なデザインを選ぶこともできます。60ℓのボストンバッグに海外旅行に必要な荷物を詰め込むと、重さはおよそ15～25kgほどとなるでしょう。これ以上重いと女性はもちろん男性でも片手で持つのは困難となります。
海外旅行では衣類は極力少なくしよう
ボストンバッグを海外旅行に持っていく場合、荷物を詰めるコツは「衣類を少なくする」ことです。荷物の容量を占める大部分は実は衣類。自分の分だけならまだしも、パートナーや子供の分まで持っていくとなると、衣類だけでボストンバッグは一杯になってしまいます。基本的に衣類は2日、多くても3日分程度に抑え、あとは現地でお土産がてら調達したり、また持ってきた衣類をホテルで手洗いするのもいいでしょう。アジア南米地域には町中にコインランドリーがありますので、最短2時間程度で洗濯を完了することができます。
日本の食料もまったく必要なし
海外旅行に慣れていない方であれば、「現地の食べ物が合わなかったときのために、カップラーメンやインスタントのお味噌汁を持ってきた」という人もいます。しかし、これは全くの不要。日本人にとってメジャーな海外渡航先の国・都市であれば、スーパーでは多少なりとも日本食材を売っていますし、アジアであれば日本のセブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップも続々と進出していて、現地在住日本人向けに食材が普通に売られているのが分かります。日本の食料を持っていくだけでもかさばってしまいますので、衣類と併せて持っていく必要はまったくないと言えます。
現地で調達する楽しみを。ボストンバッグは一杯にしないで
日用品やお土産雑貨を現地で調達する楽しみをとっておくためにも、ボストンバッグの中は手荷物でいっぱいにしないようにしてください。また、最近はボストンバッグも機能性に富むようになってきて、スーツケースのようにキャリーバーが付いているものもあります。ボストンバッグはスーツケースよりも壊れにくく頑丈なので、長く使うことを考えて少しいいものを買うのがいいかもしれませんね。
